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黒糖は本当に体に悪いのか?そのメリットとデメリット

「黒糖」で検索しようとすると、「黒糖 効果」とともに、「黒糖 体に悪い」などのキーワードも上がってきます。

黒糖は本当に体に悪いのでしょうか?

ここでは「黒糖とはどういったものか」「黒糖の摂取によるデメリットはあるのか」などについてお話していきます。

黒糖の健康効果とその栄養素

黒糖は、「黒砂糖」とも呼ばれるものです(下記では「黒糖」の表記に統一します)。

沖縄や鹿児島で生成されているものであり、サトウキビ(甜菜を原料とすることもあります)をそのまま煮込んで濃縮~冷却して作る甘味類です。

なお私たちが普段親しんでいる白砂糖は、サトウキビや甜菜をまず絞り、ろ過をしたことで得られた結晶から、さらに不純物を取り除き、加熱するなどの工程を経て出来上がるものです。

ごく簡単に言えば、「黒糖はサトウキビにあまり加工を施さないで作られるもので、白砂糖は不純物を取り除いて作られるもの」という点に違いがみられる、といえるでしょう。

黒糖は不純物を取り除かないで作るために、その成分も白砂糖とは異なります。

たとえば黒砂糖には豊富なミネラル(特にカリウムが多い)が含まれていますが、白砂糖にはこれはほとんど含まれていません。

黒糖に見られるカルシウム量も、白砂糖の240倍の多さを誇っています。

また、わずかではありますが、黒砂糖はたんぱく質を含んでいる甘味料であるのに対して、白砂糖にはこれは含まれていません。

さらに、白砂糖に比べてカロリーが低いのも特徴です。

白砂糖のカロリーは100グラムあたり384キロカロリーですが、黒糖の場合は354キロカロリーにとどまります。

黒糖に含まれているカリウムは、塩分の排出に寄与してくれます。

そのため、カリウムが足りていない人がカリウムをとることでむくみを解消できたり、血圧が下がったりする効果が期待できます。

黒糖には整腸効果も

さらに黒糖には天然のオリゴ糖が含まれているため、整腸効果を期待することができます。

また黒糖は、甘いものではありますが、血糖値の上昇を抑制することでも知られています。

白砂糖に比べて血糖値の上昇が緩やかであるため、血糖値に不安を抱える人でも料理に使いやすいのが特徴です。

甘みを出す調味料は、日本には数多くあります。しかしこのように数字で見ていくと、黒糖の方が白砂糖に比べて魅力的なものであることが分かるでしょう。

しかしその一方で、「黒糖の摂取は良くない」「黒糖には健康リスクがある」という声も聞かれます。

これは本当なのでしょうか?

黒糖の摂取による健康リスクはある?

黒糖による健康リスクとしてよく挙げられるのは、

・肥満の原因になる

・乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性がある

・黒糖の摂取によって老化が促進される

などです。

ひとつずつ見ていきましょう。

肥満の原因になる

△、そのリスクはあるが黒糖だけに限らない

黒糖はたしかにカロリーの高いものですが、これは黒糖に限った話ではありません。

すでに述べた通り、白砂糖は黒糖に以上にカロリーが高いのです。

このため、警戒すべきは「黒糖そのもの」ではなく、「甘味料のとりすぎ」であるといえます。

乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性がある

〇、ただし黒糖だけに限らない

大人にとっては害にならないボツリヌス菌は、1歳未満のお子さんの体内に入ってしまうと、目の異常などのさまざまな異常をもたらします。

乳児ボツリヌス症を避けるためには「1歳未満の子どもに、ハチミツなどのボツリヌス菌が入っている可能性のあるものを与えない」という対策が必要です。

黒糖もまた、ボツリヌス菌が入っている可能性があります。

そのため、1歳未満のお子さんに与えることは控えるべきです。

しかし大人が食した場合は症状は基本的には現れませんし、またボツリヌス菌が入っているのは黒糖だけではありません。

黒糖の摂取によって老化が促進される

×、黒糖には老化を予防する効果がある

老化の原因はひとつではありません。

ただそのなかに、「唾液が少ないこと」が挙げられます。

唾液が少ない状態の人は誤嚥性肺炎の発生リスクが高まり、健康寿命が短くなる可能性(=老化)が進む可能性があります。

しかし歯科医師などの研究により、「黒糖の摂取は唾液の分泌量を増やす効果がある」ということが分かりました。

ただ、黒糖にも欠点がないわけではありません。

黒糖には独特の風味があります。

そのため白砂糖に比べて使える料理の範囲が限定されてしまいます。

また、白砂糖に比べて値段が高いのが玉に瑕です。

さて、えびせん家族にも、この「黒糖」を使った商品があります。

その名も、「黒糖ピーナッツ」です。

カラメルの風味とピーナッツの味わいがよくマッチした一品であり、「食べる手が止まらない!」と人気を博しているお菓子でもあります。

お子さんのおやつに使えるほか、お酒の肴としても使えます。

黒糖の持つ独特の甘さとピーナッツのサクサクした食感を、ぜひ楽しんでみてくださいね。▶https://www.ebisen.com/i/d-084

黒糖の健康効果についての記事もぜひ一緒にご覧下さい。

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。