海鮮せんべい・えびせんべいなら製造工場直売のえびせん家族ネット通販

黒糖を食べるタイミングとその健康効果を最大限に活かす方法

今回は黒糖の摂取タイミングや健康効果について解説していきます。

食べ物に甘みを与える調味料の一つとして、「黒糖」があります。

ここではこの「黒糖」を取り上げて、

・黒糖とはそもそもどのようなものか

・黒糖の栄養価について

・黒糖をより良く活かす食べ方とは

について解説していきます。

黒糖の魅力とは?その栄養価と健康効果

「黒糖」は「黒砂糖」とも呼ばれているもので、沖縄県や鹿児島県でよく作られているものです(下記では「黒糖」の表記に統一します)。

黒糖と白砂糖は同じ「砂糖」に分類されるものです。

さらに原材料も同じ(サトウキビ)です。

しかし黒糖と白砂糖は、その製法がまったく違います。

黒糖の場合は、絞ったサトウキビから得られた汁を煮詰めて作ります。

対して白砂糖の場合は、絞ったサトウキビ(※テンサイを使うこともある)を一旦煮詰めた後に、不純物を取り除くという工程を経ます。

そして、さらに何度も何度も精製を繰り返して、やっと白砂糖が出来上がります。

製法が違えば、味も、栄養素・栄養価も変わってきます。

黒糖の方は独特の香りとクセを持ち、料理やお菓子に使ってもその個性を主張します。

苦手な人がいる一方、この味を愛している人も多いものであり、個人の好き嫌いが出やすい砂糖でもあるでしょう。

対して白砂糖の方はほとんど癖がなく、料理に使っているほかの素材の風味を邪魔しません。

また食べやすく、多くの人の舌になじみやすいため、老若男女問わず受け入れられる味です。

栄養素・栄養価についても見ていきましょう。

エネルギー(カロリー)は、黒糖が100グラムあたり354キロカロリーであるのに対して、白砂糖は384キロカロリーとなっています。

カリウムは黒糖が1100ミリグラムであるのに対して、白砂糖はわずか2ミリグラムしかありません。

また、カルシウムに関しても、黒糖は240ミリグラムものカルシウムを有する一方で、白砂糖の場合はたったの1ミリグラムしか含まれていません。

また、黒砂糖はミネラルも豊富に含んでいて、リン・鉄・亜鉛・銅などの含有が認められます。

対して白砂糖に含まれているミネラル分は、計測不能なほどに低いものです。

このような観点から見れば、たしかに「黒糖は、白砂糖よりも健康に良い」といえます。

そのため、黒糖にするか白砂糖にするか迷ったのならば、黒糖を選ぶことをおすすめします。

黒糖は動脈硬化の発生リスクを抑える効果や、高血圧の防止に役立ってくれるという報告もあがっています。

さらに、胃腸を整えたり、美白を目指すときの力強い味方となってくれたりするともいわれています。

ただ、黒糖は「薬」ではありませんし、白砂糖もまた「毒」ではありません。

すでに述べたように黒糖には独特の風味があり、白砂糖には食べやすいという特徴もあります。

「黒糖を食べたから病気にならない」「白砂糖を食べたら病気になる」ということは言い切れないので、まずは味の好みを考え、その後には料理の食材との相性を見て、どちらにするかを選べばよいでしょう。

※黒糖にしろ白砂糖にしろ、またそれ以外の食品にしろ、過度の摂取は健康を損ねる要因となります。

大修館書店(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「五訂増補日本食品標準成分表」準拠)「新カラーガイド食品成分表(改訂版)」p28

黒糖を食べるタイミング、健康効果に活かすための食べ方

ここからは、「それでは黒糖はどのようなタイミングで、どのように食べればいいのか」について解説していきます。

黒糖は「薬」ではないため、「このタイミングで摂取することが必要だ」「このタイミングでは摂取してはいけない」などの厳密な決まりはありません。

ただ、「食事前に摂取するのがよい」と考えている人はいます。

砂糖類は吸収が早く、満足感が大きいため、その後の食事の食べすぎを防止できるというのがその理由です。

ただし食べ過ぎると血糖値の急上昇を招くので、食べすぎは厳禁です。

なお、すでに糖尿病に代表される病気に悩まされていて、医師から食事指導や投薬治療を受けている人は、まず医師に相談してください。

黒糖の摂取量の目安は、専門家の間でも見解が分かれます。

「25グラム程度」としているところもあれば、「50グラム程度」としているところもあります。

この2つのどちらかだけが正しくてどちらかだけが間違っているとはいえませんが、「1日の摂取量50グラム以下」は守った方がよいでしょう。

黒糖はそのままかじってもよいですし、ドリンクに溶かして飲んだり、料理やお菓子の素材として使ったりしてもよいものです。

また、黒糖を使ったお菓子も数多く販売されています。

黒糖にあまりなじみがない人は、まずは通販で気軽に買える既製品のお菓子から試してみるとよいでしょう。

えびせん家族でも、「黒糖ピーナッツ」として、黒糖を使ったお菓子を打ち出しています。▶https://www.ebisen.com/i/d-084

出典:雑穀屋やま元「黒糖の気になる効果」

https://zakkokuya.co.jp/blogs/all/brownsugar

三幸製菓「黒糖と白砂糖の違いとは?ミネラル豊富な黒糖と血糖値の関係」

https://www.sanko-seika.co.jp/ochanoma/article/kokutou.html
The following two tabs change content below.

鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。