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敬老の日におすすめの高見え和菓子は?

9月にやってくる「敬老の日」は、おじいちゃんやおばあちゃん、またひいおじいちゃんやひいおばあちゃんと触れ合う絶好の機会です。この日にプレゼントを送ったり、贈り物を携えて実家に帰ったりする人も多いのではないでしょうか。

今回はこの「敬老の日」に焦点をあてて、そのときの贈り物としてぴったりな「高見えのお菓子」についてお話していきます。

敬老の日の歴史は意外に浅い!? 始まりは1947年のことです

https://pixabay.com/ja/

「敬老の日」というと、「昔からあるもの」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

しかし敬老の日の歴史は意外と浅く、その始まりは1947年のことです。このときに、兵庫県の小さな村で、「ご高齢の方を敬い、その方々の知識と経験を村づくりに生かそう」という呼びかけが尊重によって行われました。この呼びかけはその村だけにとどまらず、兵庫県全体に広まっていくことになりました。1950年には、兵庫県全域で、この活動が行われていたといわれています。

その後、この取り組みは全国に広がっていきます。そして初めての声があがってから7年後の1954年に、今でいう「敬老の日」が全国を対象として制定されます。ただこのころはまだ「敬老の日」という名前ではなく、「としよりの日」というかなりストレートな名称でした。

現在のように「敬老の日」という呼び方が使われるようになるには、さらに10年の年月が必要でした。1964年になってようやく、「敬老の日」の呼び方が取られるようになったのです。
また2002年までは9月15日が「敬老の日」とされていましたが、2023年からは「9月の第3月曜日」とされました。なお敬老の日は祝日であるため9月の第2週めの週末から学校などは3連休となりますが、これはいわゆる「ハッピーマンデー制度」の考え方を受けたものとされています(※ハッピーマンデー制度とは、「今まで特定の『日』に定められていた祝日を移動させて土日にくっつけて、3連休にしよう」とした取り組みです)。

なお、「敬老の日の対象となるのは何歳からか」は、時代によって異なります。

1947年段階では55歳とされていました。これは現在の感覚からすれば若すぎる年ですし、一般的にこの年齢の人は現在ではまだまだ現役です。しかし1947年のころの平均寿命はわずか52歳であったことを考慮すれば、55歳は「敬われるべき年齢」であったと考えてよいでしょう。

ただ現在は平均寿命も延び、65歳以上から「高齢者」とされていますので、これをひとつの目安とするのがよさそうです。また、還暦である60歳をひとつの区切りとしてもかまいませんし、仕事を引退したタイミングを区切りとしてもよいでしょう。

なおこれくらいの年になるとお孫さんをお持ちの方も多くなってきますから、贈り物をするときはお孫さんと連名で(あるいはお孫さんと一緒に)すると喜ばれるでしょう。

出典:

内閣府「死亡率の低下と平均寿命の伸長 第2章 高齢化の状況」
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2002/zenbun/html/g2141000.html

敬老の日に贈るものと、「高見えお菓子」

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それでは、敬老の日にはどのようなものをプレゼントしたらよいのでしょうか。

敬老の日に贈るプレゼントの相場は、3,000円~5,000円程度であると考えられています。明確な決まりがあるわけではありませんが、迷ったのならばこの範囲で選ぶとよいでしょう。

敬老の日のプレゼントにおすすめのものとしては、やはり「グルメギフト」が筆頭に上がってきます。グルメギフトは多くの人を楽しませてくれるものですし、キエモノであるため邪魔にもなりません。ご家族みんなでめいめいにつまみ、楽しみを共有して分かち合うことも可能です。

なおこの歳は、「高見えアイテム」を選ぶとよいでしょう。値段以上にリッチに見えるものを選べば場も華やぎますし、会話のネタにもなります。もちろん、選ぶ際にはただ「高見えするだけのもの」ではなく、「自分で買うには少しためらうような贅沢なもの」を選ぶことも重要です。

また、敬老の日に贈る食べ物としては、「縁起物」が非常に適しています。おせち料理にも入れられるエビは「腰が曲がり、髭がのびるくらいに長生きしてください」という意味が込められている縁起物であり、敬老の日のプレゼントにぴったりです。「オメデタイ」を表すタイを使ったものや、「いつまでも長いご縁を」との願いを込められるソバなどもまた、縁起物の代表例です。

「家族みんなで食べられる」「3,000円~5,000円程度の品物」「高見えの和菓子」「縁起物が入っている」「キエモノ」「自分で買うには少しためらうような贅沢なもの」のすべての要素を備えたおすすめのギフトとして、えびせん家族の「潮の香」があります。
これは9種類11袋と多くの種類がつめあわされた飽きの来ないセットであり、化粧箱に入れられたひときわ高級感のあるギフトでもあります。存在感のある「海老の姿焼き」が堂々と据えられたこの箱は、敬老の日にまさにぴったりな品物といえるでしょう。
https://www.ebisen.com/i/a-062

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鍋谷萌子

食事関係の資格を5つ持つ、フードライターです。世界各国でグルメ旅行をしています。専門はチーズとワインとコーヒーですが、日本料理にも明るいライターです。 料理の品評・料理レシピの提供も可能。『だれでも作ることができて、ちょっとおしゃれで、少し目新しいきれいな料理』のレシピをおつくりします。