ハロウィンの人気は、今や日本でもクリスマスと並ぶ一大イベントとして定着しているほど。この季節は、ハロウィンを楽しもうと仮装パーティーで盛り上がる人々も多いですね。
なお、この時期のお菓子としては、かぼちゃタルトなど秋の味覚を使ったものが多いですが、ご自宅でハロウィンを楽しむのであれば、お年寄りの方がいる場合は甘すぎるお菓子だと食べられない可能性も……。そんな場合は、みんなが食べやすいお菓子でハロウィンを楽しみましょう。
そこで今回の記事では、老若男女が楽しめるお菓子「えびせん」のハロウィンバージョンの手作りレシピをご紹介します。
ハロウィンはなぜ「ハロウィン」と呼ばれているの?
ハロウィンとは、カトリック教会における「諸聖人の日」の前夜祭として行われるお祭りで、秋の収穫を祝う、または死者の魂を慰めるために行われていました。また、この日のお祭りは「ALL HALLO EVE」と呼ばれていました。その後、「ALL HALLO EVE」が、のちのち「ハロウィン」と呼ばれるいきさつとなったとも言われています。
なお、ハロウィンと言えば「ハロウィンらしい食べ物を」と考えている人は多いかと思いますが、大切なのは食べ物云々よりも、秋の味覚、収穫を祈る、もしくは先祖を敬う気持ちが大切です。
ハロウィンの食材を使ってえびせんは作れる?おすすめレシピをご紹介
もうすぐハロウィンなので、今年は家でハロウィンパーティーをしようと考えています。しかし、今年のパーティーは祖父祖母も家に来るので、パンプキンタルトなど甘すぎるお菓子は作れないなぁと思ってて……。編集長、今年のパーティーではどんなお菓子を出せばいいのでしょうか?
うーん。ハロウィンといえば西洋のお祭りだから、ケーキ系のお菓子の方が見た目的にはいいけど、祖父祖母が来るなら、軽く食べられそうなおせんべいがオススメだよ。
でも、おせんべいってハロウィンあまり関係ないですよね?
そうそう、ハロウィン仕様としてかぼちゃ、じゃがいもなどをせんべいに取り入れてみるといいよ。ハロウィンで大事なのは、秋の味覚を入れるかどうかだから。
なるほど。おせんべいを作る時に、かぼちゃやじゃがいもなどを入れてみます。
ハロウィンは、かぼちゃ、じゃがいもなどの秋の味覚を取り入れる料理を出すのが一般的と言われています。お菓子の場合も、ハロウィンバージョンの場合はかぼちゃやじゃがいもなどを取り入れることが多いでしょう。
ですから、要は秋の味覚をお菓子に取り入れればいいのです。もし家にお年を召した方がいるのであれば、歯や体に安心な手作りのおせんべいなどを用意しましょう。おせんべいなら、砂糖もいりませんし、軽く揚げたものなら歯の弱い方でも安心して食べることができます。
そこで、次に簡単にできるハロウィンの手作りえびせんべいレシピをいくつかご紹介します。
かぼちゃの種入りえびせんべい
(材料)
- えび…12尾
- 片栗粉…適量
- かぼちゃの種…少々
- 塩、コショウ…少々
えびの殻、背ワタを取り、えびをよく洗ってキッチンペーパーでふき取ります。えびの背に深く切り込みを入れ、縦に切り込みを週箇所いれたら、塩、コショウ、かぼちゃの種、片栗粉をつけます。余計な粉を取り、えびをクッキングシートに挟んで上から軽く叩いて潰します。
耐熱皿に潰したえびをクッキングシートに挟んだままのせて、電子レンジで500Wで約2~3分加熱します。えびがパリッとしたら、器に盛りつけます。噛むとかぼちゃの種がパリパリして、一度食べると病みつきになります。
かぼちゃのえびせん揚げ
(材料)
- かぼちゃ…100g
- えびせん…5本
- 小麦粉…4分の1カップ
- 冷水…4分の1カップ
- 塩…少々
かぼちゃは皮つきのまま、薄切りにします。ボウルに冷水、小麦粉、荒く砕いたえびせんを入れて混ぜ、衣を作ります。かぼちゃの水気を拭き、衣をつけて中火の揚げ湯で揚げます。すると、かぼちゃ風味のえびせんべいが簡単に出来ちゃいます。
じゃがいも小海老せんべい
(材料)
- じゃがいも…1個
- 小海老…少々
- 塩コショウ…少々
じゃがいもをすりおろしたら、小海老を入れてよく混ぜます。混ぜ終わったら、キッチンペーパーなどで水気を切ります。フライパンに生地を薄くのばし、焦げないように両面を焼きます。記事が硬くなってきたら、レンジで約2分(ラップ不要)水分を飛ばすためにチンします。
その後1度取り出し、さらにフライパンで1分ほど焼いたら再びレンジで1~2分チンします。油で揚げないため、子どもにも安心なヘルシーなじゃがいも小海老せんべいの完成です。
まとめ
上記で紹介したえびせんべいのレシピは、いずれも簡単にできるものばかりです。小さなお子さんのいる家庭は、ぜひお子さんと一緒に作ってみて下さいね。きっと、お子さんにとってもいい思い出になること間違いありません。
さらに、いずれのレシピも砂糖やバター、マーガリンなどを使っていないため、油、砂糖を控えている人も安心して食べることができます。みなさんも、ご家庭でぜひ試してみて下さいね。
久美子
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