お祭りの屋台でよく販売されている、いかの姿焼き。実は家庭でも簡単に作ることができます。晩酌するとき、おつまみによく焼けたいかの姿焼きをほおばる……そのようなイメージを思い浮かべただけで、垂涎（すいぜん）してしまいます。

今回はお手軽に調理できるいかの姿焼きレシピを5つご紹介。また記事の最後でえびせん家族が販売している、絶品いかの姿焼きについてもフィーチャーします。

焼くといかが小さくなるのは何故？

いかの姿焼きといえば、あのプリプリとした食感がたまりませんよね。その食感を味わうには、いかの身が大きいことが大前提。ですが多くの場合、いかの身にボイルや焼きなどの調理を加えると、シュンとちぢこまってしまいます。

専門家の話によると、いかの中にはぎゅっと繊維がつまっていて、それに熱を加えることでちぢんでしまう習性を持っているのだとか。そのため、いかを焼いたり蒸したりすると全体的に小さくなってしまうのです。

（参考：https://amanoshokudo.jp/season/12169/）

ではどのように下ごしらえをすれば、いかのサイズがちぢむことなく調理できるのでしょうか。

いかの姿をキープさせる魔法のコツ4つ！

いかに切り込みを入れるときは”十字”に！

いかを加熱する前に切り込みを入れておきましょう。その際、縦に切るのではなく十字架を描くように包丁を入れてください。

そうすると、いかがちぢんでしまう原因のコラーゲン繊維を切ることができます。この処理をしておくと、いかが丸まりにくくなるため忘れずにやりましょう。

姿焼きならば、いかを串に通して焼くべし！

いかの姿焼きを上手に作るコツがあります。それは、いかをBBQでよく見かけるようなステンレス製の串や竹串に通して焼くことです。

いかの身に串を通すときは、端から端まで一気に刺すのがポイント。そうすることでいかがちぢこまるのを防ぎます。

焼くときは上からしっかり押さえつける！

下ごしらえの段階でいかを串刺しにした後、火にかけます。その際いかを野放しにするのではなく、上からしっかり押さえつけましょう。あらかじめ力をかけて押さえつけることで、いかの姿をキープしやすくなります。

火を通す時間は短めでOK！

いかやえびなどの肉厚な食材を焼くとき、”ある程度時間をかけて焼かないと、中まで火が通らないのでは”と心配で長めに時間をとってしまいます。しかし、長めに焼くことでいかが小さくなってしまうためNGです。

プリプリとした食感！するめいかの姿焼き

上記のコツをふまえ、いかの姿焼きを作りましょう！1つ目のレシピは、するめいかの姿焼きです。用意する食材を以下にまとめました。

＜材料＞

・するめいか　1杯

＜たれ＞

・醤油　大さじ2

・酒 　 大さじ1

・みりん 大さじ1

・マヨネーズ 適量

・七味唐辛子　適量

＜つけ合わせ＞

・ネギもしくはししとう　適量

【手順1】

いかの内部に指を入れて、胴体と足を引きはなす。その後いかの耳（エンペラ）と足をつかんでワタをとりのぞき、軟骨も抜きとる。

内側をよく洗い流し、キッチンペーパーで水分を吸い取っておく。続いて味がしみ込みやすいよう、胴体に1cm幅の切り込みを入れる。

先ほど引き抜いた足は裏返し、目の間にたて向きに包丁を入れてひらき、目のきわでわたを切り落とす。

また、目とくちばしも除去しておく。足の吸盤をしごくように洗い、先端を包丁で2本ずつになるようカットする。

【手順2】

ポリ袋にたれをいれてまぜ合わせ、手順1を入れ10分放置して味をしみ込ませる。

【手順3】

手順2のいかとタレを絡めながら、魚焼き器で両側を焼く。

いかに半分火が通ったら4cmにカットしたネギを投下し、一緒に焼き上げる。

十分加熱したら食べやすいサイズに切ってお皿に盛りつける。（お好みでマヨネーズと七味唐辛子をつけて食べるのもよし）

フライパンでできる！いかの姿焼き

2つ目のレシピはフライパンを使ったイカの姿焼きです。それほど時間をかけず手軽に作りたい人におすすめ!

＜材料＞

するめいか　1杯

＜たれ＞

醤油　大さじ4

砂糖　大さじ3

みりん　大さじ2

水　大さじ3

【手順1】

するめいかの胴体をしっかりと水洗いしたあと、包丁でいかの表面を格子状にカットします。こうしておくことで、いかの中までたれが絡みやすくなります。

【手順2】

フライパンをしばらく温めて、じゅうぶん熱くなったらサラダ油を薄く塗ってください。そのあと手順1のいかを中火で焼きます。

【手順3】

いかを上から押さえつけて、しっかりと焼き目をつけます。

【手順4】

いかの両面にこんがりと焼き目がついたら、フライパンに蓋をして5分ほど蒸し焼きにします。

【手順5】

あらかじめ煮詰めておいた「たれ」をいかにかけて、全体的に絡めたら食べやすい大きさにカットしましょう。できあがり！

カリッサクッ！いかの姿揚げのせトースト

3つ目のレシピはいかの姿焼きとトーストをかけあわせたものです。朝食や軽食にぴったりのメニューですよ！

＜材料＞

いかの姿焼き　1枚

マヨネーズ　大さじ1

食パン　1枚

七味　適量

【手順1】

いかの姿焼きを手で細かくくだきます。※駄菓子屋やお菓子売り場で販売しているものでかまいません。

【手順2】

手順1とマヨネーズを混ぜ合わせます。

【手順3】

手順2を食パンにのせて、オーブンで3分ほど加熱します。

【手順4】

トーストをオーブンからとりだし、七味をかければ完成です。

※マヨネーズがお好きな人は多めにかけてもおいしいですよ！

チーズがアクセント！いかとネギの姿焼き

続いて、いかの姿焼きとチーズ、ネギを合わせて作る絶品レシピのご紹介です。作り方はシンプルですが、やみつきになること間違いなし。

＜材料＞

いかの姿焼きフライ　2枚

青ネギ　20cm

シュレッドチーズ　大さじ2

一味唐辛子　少々

黒コショウ　少々

【手順1】

ネギはできるだけ薄く小口切りにしてください。いかの姿焼きフライにトッピングした時、湿らないようにするためです。

【手順2】

いかの姿焼きフライに手順1をちりばめ、その上にシュレッドチーズをトッピングします。仕上げにお好みで一味唐辛子、もしくは黒コショウなどを振ってください。

【手順3】

手順2を魚焼き器またはトースターで3分ほど弱火で焼いたら完成です。

※チーズがとろけて、いかの姿焼きフライの端っこが少しきつね色になっていればOK。

おにぎりの具にいかの姿焼きを使用するレシピ

最後はおにぎりの具と一緒にいかの姿焼きフライを混ぜるという、斬新なアイデアが光るレシピです！

＜材料＞

ご飯　1人前

いかの姿焼きフライ　1/2枚

ネギ　小さじ1

マヨネーズ　小さじ1

【手順1】

いかの姿焼きフライを手で食べやすい大きさにくだきます。

【手順2】

ホカホカのご飯に手順1を入れます。

【手順3】

手順2にネギとマヨネーズを入れて、よく混ぜた後おにぎりの形になるよう握れば完成です！

ビールがグイグイ進む！いかぺったん焼き

えびせん家族では、あらゆる海鮮を使ったせんべいの他にいかぺったん焼きを販売しています。

いかを鉄板でプレスしてこんがりと焼いた後、秘伝のタレで味付けしています。1枚ずつ手焼きして作られたいかの姿焼きは、他に類を見ないおいしさです！

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イカ姿焼き！ タイムスケジュール付き。 お店によって時間が違うから気をつけてね。 #えび太郎 #イカ姿焼き #おつまみ #ビールのお供 #焼きたて #アツアツ #予約可能 #碧南 #えびせん家族 #スギ製菓 #出来立て

A post shared by えび太郎 (@ebitaro_sugi) on Jul 9, 2020 at 10:10pm PDT

見るからにパリパリとしていて、歯ごたえがありそうですね！秘伝のタレがいかの旨みを引き立てます。これは間違いなく、ビールがグイグイ進む最高のおつまみです。

上記のInstagramに、できたてのいかの姿焼きが販売される時間帯は何時頃か分かるよう、タイムスケジュールが掲載されています。

せっかくですから、できたてほやほやのいかの姿焼きを食べたいものです。お店にお立ち寄りの際にはぜひ参考にしてください！

ちなみに店舗だけでなく、えびせん家族の通販でもいかぺったん焼きを購入できます。遠方でなかなかお店に行けない人や、店舗に行かず一刻も早くいかの姿焼きをビールのおつまみにしたい人はECサイトをチェックしてくださいね。

最高のおつまみを片手にお酒を飲もう

以上、いかの姿焼き特集をお送りしました。お酒のおつまみにぴったりなレシピを5つ紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか？

神埼はこの記事を書いていて、いかの姿焼きとマヨネーズをトッピングしたトーストに惹かれました！もちろん、えびせん家族様のいかの姿焼きはチェック済みです。

みなさんもぜひ、いかの姿焼きを片手にお酒を楽しんでくださいませ！

出典：

https://beergirl.net/bjrecipe_842/

https://amanoshokudo.jp/season/12169/

https://www.ehealthyrecipe.com/recipe-webapp/ecook/k0025.php

https://www.natori.co.jp/joy/power/ika.html

https://oceans-nadia.com/user/12091/recipe/354952

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1660004193/

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1820012419/?l-id=recipe_list_detail_recipe

https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20150701_4.html