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秋の彼岸入りには何をすればいい?迎え方や準備についてご紹介

秋の彼岸入りには何をすればいい?迎え方や準備についてご紹介

秋の彼岸入りとは、秋分の日(9月23日)を忠実とした前後3日間を合わせた7日間、またその期間に行われる仏事を指します。さらに前の3日間は「彼岸の入り(いり)」、中間を「彼岸の中日(ちゅうにち)、最後の3日間を「彼岸の明け(あけ)」と呼びます。

では、秋の彼岸入りには具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか?そこで今回の記事では、秋の彼岸入りの準備、迎え方についてご紹介します。

そもそも「彼岸」とはどういう意味? 

彼岸とは、「岸の向こう」という、あの世のことをあらわします。また、「彼岸」という言葉はインド由来の言葉で「悟り」を意味します。つまり、「彼岸」という言葉はインドから海を渡って日本に来た言葉となります。

また、日本に古くから伝わる浄土系の信仰によると、人は死後彼岸に渡ることができると言われています。反対に、私たちの生きる世界は「此岸(しがん)」と呼ばれています。また、暦の上での「彼岸」はその時期にお仏壇やお墓に手を合わせて先祖を供養する行事となります。

なぜ、私たちはお墓参りするの?

 彼岸入りの時期になると、あの世に出向いたご先祖様がお墓に戻ってきます。お墓参りをすることで、彼岸と此岸(あの世とこの世)とが交流でき、ご先祖様に挨拶することができます。毎日平和に過ごしていること、家族が楽しく過ごせることをご先祖様に感謝しましょう。

彼岸入りの準備、迎え方はどうすればいい?

編集長、もうすぐ彼岸入りの時期なので、今年は家族とお墓参りに行こうと思っています。ただ、お供えの用意とかどうすればいいのかわからなくて……。いつもは親任せだったのですが、今年は私が主導で行うので困っています。

彼岸入りでお供えといったら「ぼたもち」と「おはぎ」が有名だよ。

おはぎにぼたもちですか。一体、どうしてそのお菓子なのですか?

「ぼたもち」や「おはぎ」の材料である小豆には「魔を払う」という意味があるからね。

なるほど。でも、お墓に置いておくと虫や鳥が寄ってこないか心配です。

大丈夫。お墓参りが終わった「おさがり」として持ち帰れるからね。でも、どうしても気になるなら「ぼたもち」や「おはぎ」をプラスチックのケースに入れてお供えするといいかもしれないね。

彼岸入りでお墓参りをする時には、お供え物と花、線香、ろうそくを用意しておく必要があります。花束は、必ず2束用意します。「とげのある花(バラなど)」「匂いの強い花」「毒のある花」は基本的に使いません。一般的に多く使われているのが菊、りんどう、ラン、ユリ、カーネーションです。また、お花は、花屋さんに「お彼岸用でお願いします」と伝えれば、アレンジして素敵なお供え用のお花を作ってもらえるはずです。

それから、線香やろうそくに火をつけるためのライターも持参しておきましょう。お供え物には魔を払う効果のある小豆を使ったお菓子もいいですが、果物やご先祖様が生前好きだった食べ物でもいいでしょう。

お墓参りの作法は?

お墓についたら、まずはお墓のお掃除をしましょう。合掌して一礼してから、お墓周りの落ち葉、雑草を掃除して墓石に水をかけて掃除します。また、墓石を掃除する時は雑巾や柔らかい素材のスポンジなどを使って、傷がつかないようにしましょう。

掃除が終わったら、墓石の花立(はなたて)に花を、香炉(こうろ)に線香、水鉢(みずばち)に水を張りましょう。そしてろうそくの火をつけ、お供え物を置きましょう。(水鉢は、お墓によっては無い場合もあります)

そして合掌したら、ご先祖様に挨拶、感謝を心で唱えましょう。

まとめ

お彼岸は、先祖を弔う行事です。そもそも私たちがこの世に生まれて過ごせるのも、すべては先祖代々の縁があったからこそ。また、ご先祖様に感謝の気持ちを述べる、挨拶することで、より強いご加護を受けることができるようになります。

みなさんも、お彼岸入りをしたらお墓参りに出向いて、挨拶や感謝の気持ちを伝えて下さい。また、墓石にはおはぎやぼたもちなど小豆を使ったお饅頭や、くだもの、ご先祖様が生前好きだったものをお供えして、感謝の気持ちを伝えましょう。

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久美子

子供の頃、3時のおやつと言えば海老煎餅の三河地方で育って27年。すっかり海老煎餅のとりこになってしまった入社5年目の新人ライター。そんな私がえびせん家族に就職したら、ライターに任命されてしまった。 三河地方の情報とえびせん家族の人気商品等どんどん発信していきますよー。 編集長と二人三脚で頑張りますっ!